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2010年7月10日 (土)

放送大学通信指導問題添削返送(2010年1学期)

今週、放送大学から12通の封筒が届いていた。通信指導問題の添削結果、12科目ぶんだ。

何日か放置していたのだが、昨夜ようやく奮起して封筒を開けて中身を確認した。マークシートなので塗り忘れや取り違えがない限りは合格するに決まっているのだが、万が一ということもあるので、改めて合格を確認して安心した。

それにしても、10年度新規開講科目の「社会と銀行」 (主任講師: 吉野直行・慶應義塾大学教授) は実に残念な感じだ。昨日テキストの文章構成について文句を言ったばかりで恐縮だが、通信指導問題のほうも、これまで目にした中でいちばんひどかった。全16問中、3問が「不適切な問題」ということで採点されていなかったのだ。
 問8 問題に誤りがありました。正解は(4)環境を守る公園緑地の財産となるはずでしたが、近年は国の国有財産も信託できるようになりました。政府の建物に民間企業が入るということになり、信託を使って国有財産に民間企業が入るというものです。したがって、問8は不適切な問題となります。なお、今学期通信指導の合否への影響はございません。
 問11 出題範囲外からの問題のため、問11は不適切な問題となります。なお、今学期通信指導の合否への影響はございません。
 問12 出題範囲外からの問題のため、問12は不適切な問題となります。なお、今学期通信指導の合否への影響はございません。

放送大学では、週一回45分の放送が15回で一科目 (2単位) となっていて、テキストも15章構成だ。通信指導問題では、7章までの内容が出題されるのが通例だ。

ところが、「社会と銀行」では8章の内容まで出題されていたのだ。(7/11追記: 今日改めて確認したところ、14章の内容が出題されていた。これは明らかに不適切だ。)

もちろんマークシートだから出題範囲が多少広かろうがそこまで労力が増えるわけでもないし、どうせ単位認定試験では出題される範囲なのだから、それ自体は別に大したことではない。

残念なのは、放送大学にはこういったミスを事前に発見する仕組みが全くないか、あってもまともに機能していないように見えること。テキストについても同様に、文章構成を第三者の目でチェックする工程が抜けているようである。放送授業については、あいにく一度も見ていないので何とも言えないが、果たして一定の質が保たれているのか、不安なところだ。

製品やサービスに高い品質を求めるのは日本人の特質である。そのせいで日本のものづくりは「品質至上主義」や「ガラパゴス化」に陥り、グローバル市場で立ち遅れる要因になっているという批判もある。しかし、AIBTNは、高品質の追求はわれわれの誇るべき特質であり、大切にしていかなければならないと信じている。

放送大学には、授業や教材の品質を保つ責任がある。「社会と銀行」のような低品質な教材を二度と世に送り出さないため、有効に働くチェック機構を設けていただきたい。

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