« 卒業研究は無理!? よろしい、ならば大学院だ | トップページ | 少しずつ、前へ。 »

2010年8月23日 (月)

正誤表は意外と大切だった

このところ、行政書士試験の学習に取り組んでいる。
 
全体の半分くらいは通勤時に勉強しようと思っていたが、なかなかうまくいかない。先月は残業続きだったので帰りの電車で座ってうつらうつらしながらも放送大学単位認定試験の勉強をすることができたのだが、最近は毎日定時帰りなので下手すると1時間半立ちっぱなし状態だ。重たい教科書は片手に持てないので、もっぱら文庫本や新書を読んで時間をつぶすことになる。
 
末木紳也の資格日記」でも最近テーマとなっているように、やはりコマギレ時間ばかりではなくまとまった勉強時間が必要だ。(シカクロード別館資格ニュース20100811より)
 
というわけで、どうせ土日はやることもないので、昼すぎから放送大学の図書館に行き、LECの「2010年版出る順行政書士シリーズ 合格基本書」を100ページほど通読してきた。
 
しかしこの本、誤記がちらほら見受けられて、いまいち信用できないところがある。
 
たとえば、P127にはこんな記述がある。
第96条【詐欺又は脅迫】
3 前2項による詐欺による意思表示の取消しは、善意の第三者に対抗することができる。
 
詐欺による意思表示は……善意の第三者に対抗できないとしています(同条3項)。
言ってることがまるっきり逆じゃないか!(条文の転記誤り)
 
さらに、P268の記述。
賃貸人の承諾を得て、賃借権の譲渡が適法に行われると、旧賃借人は賃貸借関係から離脱します。
 
※ 賃貸人が有益費を支出後、賃貸人が交替した場合は、賃借人は旧賃貸人に有益費の償還を請求できません(最判昭46.2.19)
賃貸人と賃借人がごちゃごちゃになっているんじゃないか?(脚注の誤記)
 
まあこんな具合にその場でおかしいと気がつけるぶんにはまだいいのだが、知らぬ間に逆のことを覚え込まされていたらと思うと怖い。
 
ブログを書くにあたり、正誤表はないのかと調べていたら、LECのウェブサイトで「2010年 出る順シリーズ訂正箇所」が公開されているのを見つけた。PDFを確認したところ、上記の2点も訂正されていた。それだけでなく、気づいていなかった誤記も多数あった。なるほど、事前に正誤表を確認すべしということか。法律系の参考書の場合は、誤記誤植だけでなく法改正により内容が変わることもあり得るので、特に注意する必要がありそうだ。
 
今まで正誤表なんて気にしたこともなかったが、時間の節約のためには先に確認すべきということで、ひとつ勉強になった。まあ、分かりやすい間違いならWikipediaとかGoogleとかで調べるからかえって身に付きそうだけどね!

|

« 卒業研究は無理!? よろしい、ならば大学院だ | トップページ | 少しずつ、前へ。 »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
拙ブログ「文理両道」をリンクしていただいて、ありがとうございます。当方からもリンクさせていただきました。

行政書士は、大昔に取りましたが、最近は大変なようですね。私は、最近ペースダウン気味なのですが、色々な方のブログを覗くと励みになります。今後ともよろしくお願いします。

投稿: 風竜胆 | 2010年9月20日 (月) 14時50分

コメント・リンクありがとうございます。
こっそりリンクを張ったままご連絡もさしあげず、失礼いたしました。

ひきつづき行政書士の勉強もしているのですが、「行政書士の参考書・過去問だけ解いていても行政書士試験には受からない」という主張を目にして、(さらに実際に過去問を解いてみて) 今年は無理かと思い始めています。
でもまずは、購入したLECの参考書・過去問を全部こなしてみて、どのくらい通用するものなのか検証してみるつもりです。

これからもよろしくお願いします!

投稿: AIBTN | 2010年9月21日 (火) 23時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 正誤表は意外と大切だった:

« 卒業研究は無理!? よろしい、ならば大学院だ | トップページ | 少しずつ、前へ。 »